メンタルクリニックの診察待ち時間について考えてみる。

睡眠障害が治まったり再発したり、を繰り返しているので、睡眠薬を止めたり再使用したりしていまして。少なくなると、かかりつけの精神科を受診して、処方してもらっています。

手持ち分が減ってきたので、念のため早めにと、この間久しぶりに診察を受けてきました。

予約時間はあるものの、遅れる場合もあります、と予め言われているのですが。待合室に、“再診の診察は、10分程度とさせていただきます”と貼ってあるのが目に留まり、以前は貼ってなかったので、目安診察時間を大幅に超える患者さんが、きっと多いんだなぁ、と感じました。

同時に、精神疾患の診察が10分かぁ、とも。この記事でも書きましたが、司令塔である脳が機能不全だと、頭が混乱していて、これまでの薬の服用歴や症状が曖昧だったり、現状を上手く説明できない、客観的に自分を見て冷静に判断するといったことが、難しかったりするもので。

10分という短い時間で、それらを上手く伝えるって、なかなかハードだなぁ、と改めて思いました。順番がまだ回ってきそうになかったので、待ちながら、さらに医師の側からの視点にも思いを巡らせると。

1人1人全く違う状況、症状の患者さんを、頭を切り替えながら、診なければいけないんだよなぁ。顔色や態度を観察し、患者の状態を把握しなければならないし、処方中の薬について、眠気や便秘などの副作用は大丈夫か、不足はないか、睡眠はとれているか、体重の増減や食欲はどうか?職場の環境はどうか?…などなど、ありとあらゆることを聞き出しながら、確認しなければならないんだよなぁ、と。

結局、私の前の患者さんの診察が40分程かかり、私の次に待っていた患者さんからも、イラついている様子が伝わってきました。

私が診察室に入ると、先生は開口一番「お待たせしてごめんなさいね」と言い、少し気まずそうにしながら、急ぎ本題へ。私の場合は状態が落ち着いていて、こちらも主に睡眠薬の処方が希望で伺っているので、いつも5分程度でサササと終了なんですが。

辛くて辛くて、今日のこの診察に来るまでも必死だった、という昔の自分の状態を思い起こすと、長い待ち時間はさらに重苦しく。大学病院では、1~2時間程待つのはザラだったなぁ、と思い出しました。

でも、待つ方も辛いけれど、診察する方も大変なんだよなぁ、と。予約して、その時間に来て待っている患者さんのために、先生も休憩時間なしで、立て続けに診察をこなされていて。

できるだけ時間通りに診察を進めなければならないけれど、今診ている目の前の患者さんが、激しく落ち込んでいたら、断れないよなぁ、と。

以前お世話になっていたカウンセラーの先生も、「今から死にます!」と突然電話がかかってきたり、ナイフを持ち込んで目の前に置かれたこともある、なんて仰っていましたし、ギリギリの精神状態の人も来るわけで。この状態で帰したら危ない、と思えば、診察が後倒しになることも、やむを得ないと思いました。

久しぶりに待ち時間が長めだったので、早くしてよぉ~…と心の声が出始めたんですが。今度は、その病院に行く前の、薬局での出来事を思い出し。

商品をカゴに入れてレジに持って行き、精算しようとしたところ。レジの若い女性が、私が購入しようとしていた薬を見て、別の薬を勧めてくれまして。

なるほどなるほど、と話を聞くと、その薬についてどんどん説明してくれて。じゃあ、それも追加でくださいとお願いしたところ、さらに飲み方などの説明をしてくれて。

気立ての良さそうな方で、彼女の親切は嬉しかったんですが、後ろにお客さんが並んでいたので、私はハラハラハラハラ。説明がまともに頭に入ってこない、という状態でした苦笑。

こういう状況、気にならないという人もいれば、相手が好きで説明してるんだし、気にする必要はない、という人などいろいろだと思いますが、これを一例として、私は周りに気を遣い過ぎて、気苦労が絶えない性格です。

気遣いができるって、もちろん長所ではありますが、普段から気を遣っている分、イライラしやすいという諸刃の剣で。これについて自覚するようになったので、あっ、そうだった…と思い直して、焦りを鎮めたのでした。

イライラした時に、その対象に思考を集中させず、他のことを考えてみるって有効かも、と改めて思いました。