リーダーには男性、女性どちらが向いている?という疑問について、考えてみる。

つい最近の、例の女性蔑視発言で、未だ大炎上状態ですね。

以前この記事で、女性は、ホルモンの影響によってイライラしたり、どうしようもなく不安になったりする、また一般的に感情的・非ゴール指向型なので、一部の男性が言うように、そういう傾向があるため、大事な判断をしなければならない政治などの職種には、女性は就けられないという意見も、分からなくもない、と書いたんですが。

今回の件で報道が過熱する中、どういう人間がリーダーになるべきなのか?を、つらつら考えていたところ。ふと自分は、“リーダー”という言葉に、引っ張られ過ぎているんじゃないか?という気がしてきました。

リーダーのイメージとして、自分はこういったものを持っているなぁと。

・単独行動

・人をねじ伏せることで見せつけるリーダーシップ

上記二つは、リーダーたるもの、とにかく堅固でなければならない。そう考えた時に、ワンマンな感じが、タフな印象に繋がっているのかな、と。

・強力なカリスマ性

・リーダーが、その会社や組織全体のイメージ

上記二つは、唯一無二な感じが、ブランドの価値を高める。華やかに見せ、当人の動向の一挙手一投足が取り上げられ、発信力が高まる印象。

でもよくよく考えたら、企業や組織にとって一番大切なのは、社長や代表にどんなすごい人が就いているか、じゃなく、その企業や組織が、人を幸せにして安定的に運営していけるかどうか、なんだよなぁ、と思い始めました。

そうなると、リーダーの性別や人物像よりも、中枢にいる人達との相性やコンビネーションが、肝になってくるんじゃないか?最高のパフォーマンスを引き出してくれる相手を、いかにして見つけ周りに据えるか?の方が大事なんじゃないかと。

上に立つのが男性であれ女性であれ、その周りにいる人達との関係で、繁栄していけるかどうか、が決まるわけで、どっちの性がリーダーに向いているか?という問題は、どうでも良くなってくる気がしました。

巨額のお金を動かす派手な企業が注目され、どうしてもそのリーダーが、1人だけ目立つ構図になるので、“強いリーダー像”が刷り込まれがちですが、そういった企業は、世代交代が難しかったり、クーデターが起こったり、従業員との関係でトラブルが起こったり、ということも多いなぁ、と感じます。

頻繁にニュースに取り上げられることはなくても、互いに不足しているセンスやスキルを補い合って、堅実に動かしている組織はたくさんあるもんなぁ、と思います。

私のお気に入りのアパレルの会社も、この会社の社長さんはそれほどデザインのバックグラウンドはなさそうなのに、次々と新しく部門を立ち上げて、多岐に渡るサービスを展開しているなぁ、というところがあるんですよね。

そういう動きを見ていると、その企業の主力商品、さらには全体のイメージもどんどん変わっていっている、という印象を受けますし、その新しいプロジェクトに携わっている人達のエネルギーや存在も、前面に出てくる気がします。

元々の疑問に対して直球の答えではないですが、本質を考えた時に、必ずしもその疑問が重要であることばかりではないんだなぁ、と改めて思ったのでした。