繊細さんが幸せになるために。私が救われた言葉。

今回は、私が現在のパートナーに言われて、とても感動し救われた言葉を、世の中の繊細さんに向けて届けたいと思います。

ピンポイントの状況下でのコメントなので、追って具体的な状況を書きますが。

まず一つ目は、

「企業側も、リスクを取るのが当たり前。必要以上に罪悪感を感じることはないよ」

です。

ツイッターで、自分と同じような繊細さん達と関わるようになってから、皆よく似た状況で苦しんでいるんだなぁ、と改めて驚きました。

繊細さんは、敏感で情報過多になる、深く考える、といった特性から、そうでない人に比べて、新しい環境や人間関係、仕事内容に慣れるのに、何倍も精神的な負荷がかかるので、転職の際も、酷く疲弊すると思います。

これが原因で、自分の健康を維持し、かつ問題なく働ける、相性の良い職場を探すのにも、苦労されているだろうなと。

私も、ストレスがかかり過ぎると、すぐに自律神経に影響がきてしまい、ふらつきが出たり、不眠が激しくなる、抑うつ気味になるなどの症状が出るので、仕方なく退職する羽目になり、転職歴が増えてしまう、という事態になっています。

こういう状況に陥る度に、そこまでストレスがかかってしまうなんて、自分はおかしい。どうして馴染めないのか、どうして適当に流すといったことができないのか?という、自己否定、自己卑下のスパイラルになってしまいます。そんな私に、彼が言ってくれた言葉です。

企業側も、採用者全員が、継続して問題なく勤務することを当たり前とする方がおかしいんだから、リスクは組み込んで臨むのが当然だと。

私が、例えば、個人的に良くしてくれた相手に対して、何か失礼なことをしたのなら、反省すべきだけれど、辞めてしまい、手間だけかけさせて申し訳ない、とは思う必要ないよ。仕事だから、向こうも淡々とこなすだけだよ、と言われ、ハッとしました。

体の深部まで、一方的な雇用関係を当たり前だと思う感覚が浸透していたなぁ、と目から鱗でした。

企業側に、採用者を選ぶ権利があるのと同様、こちらにも同じように選ぶ権利があって。当然相性があるわけだから、合わないと思えば、躊躇わず辞めれば良いと。そこで心身をすり減らし体を壊す、さらには次の転職活動に差し支えるなんて、もったいないよと。

私は、どれだけ滅私奉公的な考え方をしていたんだろうか…、企業側が、採用者が皆優秀で、即戦力になってと期待するのは納得だけれど、自分がその期待に沿えないからといって、恥ずかしさも惨めさも、罪悪感も感じることはないよねと。

自分が不足だった、出来損ないだ、と下を向いて謝る必要なんてなく、手間をかけたのは申し訳ないけれども、合わないので辞めさせてください、と真っすぐ言えばいいんだなと。

私は特別出来は良くなかったですが、いい子でいなければ、とかなり抑圧的な生き方をしてきたなぁ、でも、自分の人生だ。全世界に許しを請いながら生きる必要なんてないんだ、と改めて思いました。

二つ目は、

「人を押し退けて何とも思わない人と、そうした方がいいんだろうと思っても、そうしたくない人がいるんだよね」

「騙すに近い方法で人を言いくるめたり、間違いを認めず自分の正しさを押し通したり、といったことが、仕事の8、9割を占めているんじゃないか、とすら思う。そういう“仕事”に、向き不向きはあるよ」

効率や生産性を、より強く求められるようになり、負担がかかっていることもあって、より少ない労力で成果を出したい、それが人に誇れない方法であったとしても、自分が楽をするためには致し方ない、という考え方が増えてきているような気がします。

もちろん会社によってそれぞれだとは思いますが、上記のような戦闘が日々繰り広げられている職場も、多いのではと思います。

こういった考え方が、とにかく大声で主張し、相手をねじ伏せて言うことを聞かせることを、リーダーシップだと勘違いしてしまうことに繋がっている気もします。

元々攻撃的な生き方を好まない人は、上記のような戦闘系の職場で仕事をすると、体も心も疲弊してしまいます。

最後に、私が心理的視野狭窄に陥りそうになる度に、思い出している一言を。

「それぞれ自分に合った戦い方がある。今の時代は、いろんな働き方を選びやすくなっているから、自分に合うものを探していけばいいと思うよ」

です。

自分が見えている世界がどんどん小さくなって、あぁ、きっともう自分は何をやってもダメだ…、と思ってしまうことがあるんですが。そういう時に彼と話すと、Googleマップで、ピンポイントの場所から、空へ引っ張り上げられるような感覚に陥ります。

あぁ、私が今悩んでいることは、こんなに小さいことなんだ、もっと広い世界が外に広がっているんだった、と気づかされます。

問題に介入するわけでも、解決するわけでもないんですが、自分の人生を築くのは本人ですし、寄りかからせず助けるって方法もあるんだな、と感動します。

よく、大自然を見ているうちに、目の前の問題がちっぽけに思えた、という話を聞きますが、それと同じ効果だと思います。きゅうっと萎縮していた心が、伸び伸びを取り戻すので、いつも、本当に助かっています。

考え過ぎて、なかなか仕事が覚えられない、適当にこなせない、真剣に受け止め過ぎてプレッシャーを感じる、といったことは、多くの場合、責任感や忠誠心の裏返しなのでは、と思います。

逃げ癖との切り分けやバランスは大切だと思いますが、自分の心に沿わないことを続けていると、心身を病んでしまうので、繊細さんは特に、場所や方法を変えるなど、工夫していく必要があるだろうな、と思っています。