良い習慣を身に着つけるには?私が成功した向き合い方について。

前職のマンションコンシェルジュのお仕事を通して、コツコツ積み上げることの威力を、生まれて初めて思い知った私です。

大きな効果を体感して、その楽しさに目覚め、他のことに対しても、積み上げを始めるきっかけとなりました。

この“積み上げ”って、習慣のことか、と気づき、いろいろなところで引用されるウィリアム・ジェイムズの名言、

心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。

が腑に落ちて、衝撃を受けました。これで人生が変わるのは間違いない!と実感し、習慣を根付かせる強い動機づけとなったんですが、身に付けたい習慣によっては、なかなか苦労を伴うものもあり、また、これまでの習慣が強固で頑固で、すぐに戻ってしまったりすることも多く、取り組み方について、考えるようになりました。

そして辿り着いたのが、

①短期決戦でなく長丁場を覚悟。

自分を、人生をすぐにでも変えたい!と思うことがそもそも無理だな、と考え方を改めることにしました。

この人成功しているなぁ、と思う人を見て羨ましいと感じる時、この人は、何もかも整っていて良いなぁ、と思いがちですが、その都度立ち止まって、「いや、この人もいろんな積み上げで、ここまで来たんだ。これまでに長い努力の過程があるんだ」と想像するようにしました。

羨望の気持ちに支配され、一時的にテンションが下がることはありますが、目指す理想の自分に辿り着く方法は、とにかく一歩一歩踏みしめて登るしかない、自分の人生は魔法のように変わるのではなく、汗をかき、試行錯誤をして、徐々に出来上がるものだ、という気持ちの基礎は、仕上がったと感じています。

②長く続けるために、柔軟な気持ちで臨む。

私は、思い立つと興奮してすぐ開始!、というタイプなので行動は早いんですが、その熱がすぐに冷めてしまいがちなことを、自覚していました。

習い事を続けられなかったこともあり、小さい頃から「どうせまた飽きて、すぐ止めてしまうんだから」と、何度も言われたこともあり、新しいことを始める時に、不安を感じるようになっていたと思います。

振り返って考えるに、もし新しいことを始めてまた止めてしまったら、自分にさらに失望してしまうんじゃないか?、という不安感だったんだな、と分析します。

ここ数年で、私の親の世代は、一旦何かを始めたら、嫌でも苦しくても、とにかくそれを全うすることが理想とされており、私も刷り込まれていたんだなぁ、と感じるようになりました。

確かに最後までやり切ることは大切だと思いますが、始めてみないと自分に合うかどうか、は分からないので、何が何でもやり通す!という、悲壮な決意で取り組むのは止めよう、という方針に至りました。

実際、苦手意識を持っていた読書も、こうあるべき!という形を手放したら、とても楽になり、一度に数冊同時進行で読むようになって、続いています。

読了まで時間はかかりますが、スピードを競う意味もないですし、読み終えなければ実りがない、という訳でもない、と心から思えて、自分のスタイルを大事にするようになりました。

他のことでも言えることですが、自分の飽きっぽさは、“飽きてそれが完全に嫌になる”というよりも、“他のことがしたくなるものの、またそれがしたくなる”タイプなんだ、と気づき。

一つ目が飽きたら二つ目、行き詰ったら三つ目、と、手持ちの駒をルーティンで回すようにしたら、新鮮な気持ちのまま続けやすく、時間はかかっても、全部の価値を徐々に上げていけるようになりました。

まぁ、いつかできるようになるかも、という緩い期待を持って、楽しく続ける、が、自分にとって大切なんだな、と今は思っています。

③いろいろ試す。

長丁場を決意し、緩い気持ちで臨む、という向き合い方を設定してから、やっぱりダメだ、止めよう、とすぐに諦めることが減りました。

“一旦置いておいて、別の日に違う形で試す”ようになって、成功例がどんどん増えてきました。

例えば運動習慣の改善。これは、本当に長期間に渡るプロジェクトでして笑。ジムも何か所か異なるタイプを試しましたし、ドロップインのヨガに通ってみたり、1人で走ってみたり、自宅で筋トレを試みたり。

どうやっても楽しくない…と思っていたんですが、コロナの状況もあり、去年から、屋外で1人で行う運動、散歩の選択肢が浮上し。

試すうちに、街中を目的なく歩くのが嫌なんだな、とか、逆にこれが組み込まれていれば楽しそう、という細かい条件が分かってくるようになり、お気に入りのカフェに行く、という目的を設定したり、途中、木や影なんかの写真を撮りながらにしたら、楽しく続けられるようになりました。

自宅でのエクササイズも挫折しがちだったんですが、youtubeの動画で、相性の良いプログラムに出会えたことで続けられるようになり、本当に驚いています。

④環境をガラッと変えると効果あることも。

完全に諦めるんでなく、頭の隅に置いておくことで、タイミングが来た時に、急に動き出すこともあるなぁ、と感じるようにもなりました。

この記事でも書きましたが、たまたまシェアハウスに引越したことがきっかけで、それまでの悪い習慣が改善され。身に着いた習慣は、一生直らないんだろうな、という思い込みを、手放すことができました。

うつ病闘病中の友人も、お風呂が苦手でシャワーばかりだったのが、最近お風呂にゆっくり入るようになったと話していて、驚いたことがありまして。

体を温めることは、全身の免疫力に影響すると言われているので、本当は浸かるのが良いんじゃないか?と思いつつ、これは私の個人的な意見だし、と強く押すことはしないようにしていたんですが。

理由を聞いたところ、そのきっかけが、スーパー銭湯に行ったことだったらしく。どうやら、入浴が嫌だったのではなく、狭く変化もないところでじっと浸かっていることが、合わなかったのではないかと。

広いし、いろんなお風呂があることで、楽しめるんだろうなぁ。家事や介護のことも忘れてリラックスできるんだろうなぁ、と違う環境で試してみる大切さに、改めて気づきました。

気持ちが良いとか楽しいとか、快適な感覚が体に伝われば、新しい習慣を身に付けることは可能なんだなと。

引き続き緩く、“良い習慣継続”に、邁進したいと思っています。